第17回環境化学討論会

更新 2008年3月18日

ランチョンセミナー

【ランチョンセミナー実施企業及び実施日】

企業10社による製品説明会を,討論会初日と2日目の昼食時間帯に開催する予定です。聴講者に対して,主催企業より弁当(無料)を提供いたします。昼食(弁当)は,セミナー参加者に対して各会場先着順で提供いたします。本セミナーは,主催企業が皆様に役立つ情報の提供や新製品の説明等を行うもので,研究や仕事を進めていくために極めて有益かつ最新の情報を得る絶好の機会と思われます。皆様,奮ってご参加下さい。主催企業スタッフ一同,お待ちしております。

日 時: 6月11日(水)12:00〜13:10, 12日(木)11:40〜12:50 (2日間)
会 場: 1日目6会場,2日目4会場で実施します(詳細は大会会場で案内します)。

【プログラム】

 

和光純薬工業(株)
6/11(水) 会場 D(403)
水環境中における有機フッ素化合物の現状 (大阪府立公衆衛生研究所 高木 総吉)
パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)やパーフルオロオクタン酸(PFOA)に代表される有機フッ素化合物による世界規模の汚染が注目されています。今回はPFOSやPFOAを中心に水環境中における有機フッ素化合物の現状などをお話させていただきます。
環境水中における有機フッ素化合物の分析法 (和光純薬工業株式会社 久保田 守)
環境水中の有機フッ素化合物(PFCs)の前処理用カラムとして開発した充填剤の特性ならびにPFCs測定におけるLC/MS/MS分析システムについてご紹介致します。

 

サーモフィッシャーサイエンティフィック(株) 6/11(水) 会場 C(401+402)
自動前処理装置を組み合わせた環境分析におけるハイスループット化
今回は前処理装置によるハイスループットをテーマに取り上げます。GCMS分析はTriPlusサンプラーを用いたSPME法やHS法などと最新鋭のトリプル四重極やイオントラップMSを組み合わせた分析例紹介,LCMS分析ではオンライン自動濃縮システムEQuanによるLC/MS/MS多成分一斉分析例をご案内します。無機分析では自動希釈装置−ICP-MS迅速自動分析の環境試料への応用例をご紹介します。

 

ジーエルサイエンス(株) 6/11(水) 会場 E(501)
環境前処理における最新技術の紹介
GLサイエンスでは,環境分析における前処理工程の自動化や,製品の高品質化に特に着目し,下記の内容でランチョンセミナーを行います。
豪華お弁当で皆様をお待ちしております。ぜひご参加ください。
【水質】新型!自動固相抽出前処理装置とその応用事例
【固相】低ブランク!個別包装!高品質!MS分析の前処理に最適なInertSepシリーズの紹介
【大気】大気分析における最新ツールとメソッドの最適化

 

アジレント・テクノロジー(株),西川計測(株),ゲステル(株) 6/11(水) 会場 B(国際会議室301)
アジレントGC/MSとLC/MSが産み出すこれからの環境分析ソリューション〜新型GC/MS,多変量解析,LC/TOF-MS,スクリーニング手法が開く環境分析の扉〜
環境中に残留する農薬や化学物質の測定は重要性を増しており,生物影響などの観点からの微量かつ広範な化合物の分析および,事故や災害時などの緊急時の対応として網羅的分析であるスクリーニング手法が一段と求められている。加えて,膨大な測定データをより有効に活用するための解析手法も必要とされている。本セミナーでは,新しくなったGC/MS,LC/TOF-MSならびにMS用多変量解析ソフト,クリーニング手法など最新ソリューションを紹介する。

 

大塚製薬(株)/CIL 6/11(水) 会場 A(メインホール)
10周年記念企画 新規開発製品説明会&技術講演会
特別講演 『2つのGCカラムを用いるダイオキシン類の測定に適した混合標準溶液について』 松村 徹(いであ株式会社 環境創造研究所)
大塚製薬/CIL製「新規3製品の説明」   藤峰 慶徳 (大塚製薬株式会社)
“大塚製薬/CIL”は皆様の研究開発をサポートしています。

アプライドバイオシステムズジャパン(株)
6/11(水)
会場 F(406)
LC/MS/MSを用いた環境汚染物質の分析−水中のPFOS・PFOA,PPCPs,農薬類の分析−
近年,LC/MS/MSは,環境分析において高感度・高選択性を有する汎用の分析機器として使用されている。特に農薬類やPPCPs (Pharmaceuticals and Personal care Products),PFOS・PFOA分析において,多成分の一斉分析に役立っている。本セミナーでは,これらの環境汚染物質のLC/MS/MSによる分析例を紹介する。

 

日本ミリポア(株)
6/12(木)
会場 D(403)
環境分析に必見,正しい超純水の使い方
環境分析のブランクや試薬希釈に使われる超純水。実は超純水の扱い方一つで分析結果は大きく影響を受けます。様々な事例を挙げながら,分析で盲点になりやすい超純水の,正しい使い方を学ぶことができます。また超純水と純水両方の精製機能をもち,高品質で環境分析にも最適な超純水を,使いやすいディスペンサーで採水できる新しい超純水装置を紹介します。省スペースで実験環境の改善にも貢献します。

 

西川計測(株),ゲステル(株),アジレント・テクノロジー(株) 6/12(木) 会場 C(401+402)
河川事故・健康被害 緊急時に役立つ分析技術 [連続スターバー抽出+NAGINATAシステム]
河川汚染事故や健康被害など,化学物質による汚染では正確,且つ迅速な分析による原因物質の究明が要求されます。本セミナーでは,これらに対応した新しい前処理法+解析手法についてご紹介します。
・スターバー抽出法により,少量サンプル(5mL)で幅広い対象成分を簡単,且つ高感度に抽出
・化合物データベースにより,GC/MSで数百化合物をわずか1時間で検出・定量

 

(株)島津製作所 6/12(木) 会場 E(501)
環境分析における利便性,生産性向上したGCMS-QP2010Plus
市民生活において安全・安心を求められ,環境汚染物質の測定項目は増加の一途である。
これら環境分析の利便性,生産性向上したGCMS-QP2010Plusおよび分析検査を支援する各種データベースの紹介をいたします。
 @「環境分析向け GC/MS一斉分析用データベースソフトウェア」
 A「GC/MS用農薬ライブラリ」
 B「GCMSメソッドパッケージ(食品中残留農薬分析用)」

 

日本ウォーターズ(株) 6/12(木) 会場 B(国際会議室301)
LC/MS/MSによるPFOS/PFOA, HBCDs分析への応用
河川水及び,フォトレジストなど電子材料中でのPFOS*1及びPFOAの前処理を含めた分析法について解説いたします。また,ウォーターズの超高速高分離テクノロジーUPLCⓇとそのスピードに対応した質量分析計によるHBCDs(難燃剤)の5種の異性体の分析法などについても紹介いたします。*1:ジュネーブにおいて2007年11月に残留性有機汚染物質検討委員会第3回会合(POPRC3)が開催され,PFOSは2009年5月開催予定の第4回締約国会議における勧告(附属書A:廃絶,またはB:制限への追加)が決定しました。

 

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