ナイトミーティングのお知らせ

「環境化学物質の分析法,動態及びその対策に関するインフォーマルな情報交換」


日時:2004年7月7日(水) 午後6時30分~午後8時30分
会場:グランシップ会議室等(当日変更になる場合があります)
会費:3,000円 (弁当、飲み物付)(当日申し込みも3,000円)

  テーマ 会場 世話係
ダイオキシン類(改訂JIS等について) 10階1001-2会議室

浅田正三(日本品質保証機構)
塩崎卓哉(日本環境衛生センター)

土壌汚染 6階交流ホール

細見正明(東京農工大学 工学部化学システム工学科)
壁谷俊彦(湘南分析センター)

改訂された水質基準について 9階910会議室

小野寺祐夫(東京理科大学)
高橋 保雄(東京都健康安全研究センター)

POPs,外因性内分泌攪乱化学物質 10階1001-1会議室

髙菅卓三(島津テクノリサーチ)
福嶋 実(大阪市環境科学研究所)

LC/MSを用いた環境分析 9階908会議室

上堀美知子(大阪府環境情報センター)
鈴木  茂(国立環境研究所 循環型社会形成推進・廃棄物研究センター)

環境対策技術における化学物質 9階904会議室

川本克也(国立環境研究所)
中野 武(兵庫県健康環境科学研究センター)

1 ダイオキシン類(改訂JIS等について)
 ダイオキシン類の測定分析は、現在運用されている品質管理システムにより、品質が大いに向上されましたが、依然として技術的な問題点・課題が解決されたわけではありません。ここでは、改訂される日本工業規格や、生化学的方法によるスクリーニング法など将来を見据えてダイオキシン類測定分析のあり方等についての活発な意見交換をしましょう。

 なお、冒頭でDr. Peter Behnischによる欧州における迅速分析法についての講演を予定しています。

2 土壌汚染
 土壌汚染対策法施行から一年余り経過し、土壌環境を広範に保全する試みが継続されています。制度の諸課題、環境修復技術、試験法の精度について、行政および専門家の先生方から最新の話題を受け、参加者全員で議論したいと考えています。

 関心のある方の積極的な議論への参加をお待ちしております。

  1. 土壌汚染に関わる諸課題(土壌浄化目標・油汚染指針など) (太田 進、環境省土壌環境課長)
  2. 土壌汚染修復技術とモニタリング (細見正明、東京農工大)
  3. 土壌分析における精度 (吉永淳、東京大学)
  4. ディスカッション

3 改訂された水質基準について
 水道水質基準等の改訂、環境水質基準等の改訂(近日改訂も含め)により、分析項目が大幅に変わりました。これらを分析している担当者、今後分析する予定者、興味のある人が集まり、食事(酒もあるよ)しながら、技術的な情報を交換しましょう。

4 POPs,外因性内分泌攪乱化学物質
 POPs、環境ホルモンについて最新情報の話題提供をして頂き、参加者全員で議論・情報交換をしたいと思います。分析技術、環境動態、生態系への影響、生体毒性の他、環境省のPOPsモニタリング、PCB対策、PBDE等臭素系難燃剤、PFOS、農薬、多環芳香族炭化水素等も話題の対象に致します。多数のご参加をお待ちしております。

5 LC/MSを用いた環境分析
 今回が第2回目です。LC/MSに関する疑問珍問について議論し、楽しい一時を皆さんと過ごしたいと考えています。LC/MS分析におけるカラムの選択方法等の話題を複数の方から提供していただきます。また、水溶性物質の前処理方法・LC/MSのためのデータベース等についての意見交換をしましょう。関心のある方の参加をお待ちしています。

6 環境対策技術における化学物質
 従来的な排ガス・排水処理にとどまらず、PCBを含む廃棄物処理あるいは各種土壌浄化技術など様々な場面、環境媒体などについて化学物質による汚染浄化の必要性が高まり、実施されるようになりました。これらの環境対策技術の具体的な取り組み事例における化学物質の処理性、挙動などに焦点をあててディスカッションしたいと考えています。


第13回環境化学討論会のページに戻る

Copyright (c) Japan Society for Environmental Chemistry, All rights reserved.